ゼラチンの使い方|ゼラチンとは?板と粉の違いは?おすすめレシピもご紹介
ぷるんとした食感と滑らかな口溶けが魅力のゼラチンは、お菓子作りに欠かせない凝固剤(ゲル化剤)のひとつ。ここでは、ゼラチンの種類や使い方、使用上の注意点など、ゼラチンを使う上で押さえておきたい基礎知識のほか、ゼラチンを使ったおすすめレシピもご紹介します。
ゼラチンとは?|凝固剤(ゲル化剤)
ゼラチンとは、牛や豚の皮や骨、魚の皮やウロコなどに含まれるコラーゲンを原料とした凝固剤(ゲル化剤)です。ぷるんとした弾力性と粘性をもち、また、融解温度が低いことから、口溶けが良いのが特徴です。温めると溶け、冷やすと固まる性質を利用して、ゼリーやムース、テリーヌなど、スイーツや料理に幅広く利用されています。
ゼラチンの原料(材料)
牛や豚の皮や骨、魚の皮やウロコなどに含まれるコラーゲンで、牛由来・豚由来・魚由来の3タイプに分けることができます。
牛由来 |
豚由来 |
魚由来 |
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| 日本国内で一般的に普及しているゼラチン。クセが少なく、幅広いメニューに対応。 | 海外で一般的に普及しているゼラチン。牛由来に比べると特有のコクがある。 | 牛・豚由来の使用が難しい方でも使えるゼラチン。においが少なく、口溶けが良い。 |
ゼラチンの処理
ゼラチンは原料の精製方法により、酸処理とアルカリ処理の2つに分けられます。酸処理のゼラチンは、紅茶やコーヒーなどに含まれるタンニンに反応し、白濁する性質があるため、紅茶やコーヒーを使ったゼリーを作る場合には、タンニンに反応しないアルカリ処理のゼラチンがおすすめです。また、柑橘系や酸味の強い素材を使用する場合は、酸処理のゼラチンのほうが素材に影響されにくく安定したゼリーを作ることができます。
ゼリー強度
ゼリー強度とは、ゼラチンの固まり方の強さを表す指標(単位はグラムクラス)で、ゼリー強度が高いほどグレードの高いゼラチンになります。ゼリー強度の高いゼラチンは、少量のゼラチンで液体を固めることができるため、ゼラチン特有のにおいが少なく、透明度の高いゼリーを作ることができます。
コラーゲン・コラーゲンペプチドとの違いは?
コラーゲンはゼラチンの元となる高分子たんぱく質で、強固な3重らせん構造をしています。そのコラーゲンを熱処理することで3本の鎖がほぐれた状態(ゼラチン)となり、さらに酵素で細かく分解すると体内で吸収されやすいコラーゲンペプチドになります。コラーゲンはそのままの状態では水に溶けにくく、コラーゲンペプチドはゲル化する力がないため、凝固剤として使用できるのは、ゼラチンのみです。
ゼラチンの種類
ゼラチンには、板ゼラチン・粉ゼラチン・顆粒ゼラチンの3つのタイプがあり、同じゼラチンでも形状や扱い方に違いがあります。それぞれの特徴を理解しておきましょう。
板ゼラチン
板ゼラチンとは、薄いシート状のゼラチンで、水でふやかしてから使うタイプです。リーフゼラチンとも呼ばれます。
- ・1枚の重さが一定ため、計量不要で枚数単位で使うことができる。
- ・ふやかす時間が粉ゼラチンより短い。
- ・粉ゼラチンに比べて透明度が高い。
- ・製菓店など、プロの現場で使われることが多い。






























