簡単!基本のモンブランレシピ|マロンクリームの作り方と絞りを詳しく解説
秋になると、パティスリーのショーケースのなかでひと際目を引く「モンブラン」。モンブラン好きには、たまらない季節の到来です。今回の特集では、まずはモンブランを構成する要素について、そして、初心者の方でもチャレンジしやすい簡単モンブランを例に、作り方のポイントをわかりやすくまとめています。パティスリーの洗練されたモンブランも素敵ですが、今年は手作りモンブランにチャレンジしてみませんか。
モンブランの構成(中身)
モンブランの中身は土台となる生地、センター、クレームシャンティイ、マロンクリームから構成されています。そのため、モンブランが作りたいと思ったら、まずは土台の生地は何にするか、センターには何を入れるか、マロンクリームはどのような配合にするかなどを決めましょう。

土台(ベース)
メレンゲやダックワーズ、タルト、ジェノワーズ(スポンジ)など、モンブランを支える生地にはさまざまな種類があります。
センター
カスタードクリームや栗の渋皮煮、マロンと相性の良いカシスジャムなどがよく使われます。センターは必ずしも入れる必要はないので、クレームシャンティイだけのモンブランもあります。
クレームシャンティイ
クレームシャンティイとは生クリームに砂糖を加えて泡立てたもので、モンブラン特有の山の形にするためには欠かせません。
※マロンクリームとのバランスを考えて、生クリームに砂糖を入れずに泡立てたクレームフェッテが使われることもあります。
マロンクリーム(モンブランクリーム)
マロンペーストをベースにバターや生クリームを加えて滑らかなクリーム状にしたものです。コクのある濃厚なクリームから軽い食感のクリームまで、マロンクリームはモンブランの印象を決める大きなポイントとなります。

簡単モンブランの作り方
土台に焼成済みのタルトカップを使った簡単モンブラン例に、モンブラン作りのポイントをご紹介します。
