準備
- ・Cの材料をあわせて1時間ほどおき、水気をしっかりと切る。
- ・クルミ(生地用)とアーモンドパウダー(生地用・マジパン用)を170℃のオーブンで8分程度ローストし、冷ます。クルミは細かく割る。
- ※フライパンを使う場合は、弱火で香りが出るまでそれぞれ煎ってください。
- ・Bの材料のバターを湯せんにかけて溶かし、牛乳・卵黄を加えて混ぜ、人肌程度に温める。
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作り方
① 生地作り
1 ボールにAの材料(粉類)を入れて、軽く混ぜ合わせる。
2 準備しておいたBの材料を加えて混ぜ合わせる。
3 粉気がなくなったら、準備しておいたCの材料とクルミも加えて混ぜ合わせる。
② 発酵
4 ラップをして、常温で1時間発酵させる。
※やや大きくなる程度で、パン生地のようには膨らみません。
③ マジパン作り
※マジパンとはアーモンドパウダーと砂糖、卵白を混ぜてペースト状にしたものです。シュトーレンにマジパンを入れることで、アーモンドの風味、コクが加わってより本格的な味わいに。
5 【発酵の時間を利用して】
ボールにマジパンの材料を入れ、ゴムベラでよく混ぜ合わせる。
6 ひとまとまりになったら、転がしながら20cmの棒状に伸ばし、ラップに包んで冷蔵庫で冷やしておく。
④ 成形
7 生地を麺棒で縦22cm×横20cmに伸ばし、上下の生地を中央に向けて少し折る。
8 マジパンを中央に置き、下側の生地が少し出るように重なりをずらして2つ折りにする。上から軽く押さえて、形を整える。
⑤ 焼成
9 170℃に温めたオーブンで約40分焼く。焼き上がりにあわせて、仕上げ用のバターを湯せんにかけて溶かす。
※焼き時間、温度はお使いのオーブンにより調整してください。
⑥ 仕上げ
10 焼き上がったらすぐに、仕上げ用の溶かしバターを刷毛でたっぷりと塗る(側面や底面にも)。
11 製菓用グラニュー糖を全体にしっかりとまぶす。
12 生地が完全に冷めたら、ラップを広げて仕上げ用の粉糖の一部を振りかけ、その上に生地を置く。残りの粉糖を全体にたっぷりと振りかけ、下に敷いていたラップで包む。
シュトーレン(シュトレン)とは?
シュトーレンが初めて歴史に登場したのは1329年。ドイツ・ナウムブルクの司教にクリスマスの贈り物として献上したという記録が残っています。当時のシュトーレンは、水、燕麦、菜種油で作られたとても質素なものたっだとか。その後、1491年にシュトーレンの本場とされるドレスデンでバターを使うことが許可され、現在のようなドライフルーツやナッツがたっぷり入ったシュトーレンとなって広く食べられるようになったのは20世紀に入ってから。砂糖で覆われたシュトーレンが、白いおくるみに包まれた幼子イエスをイメージしているとも言われ、ドイツのクリスマスには欠かせない発酵菓子です。
シュトーレンの食べ方
ドライフルーツやマジパンが生地に馴染む2、3日後からが食べごろです。1cm幅ぐらいに薄くスライスして、少しずつ食べるのがドイツ流。コーヒーや紅茶、スパイスたっぷりのグリューワインと一緒にどうぞ。
シュトーレン保存の仕方・日持ちは?
シュトーレンは中央から食べる分だけスライスし、残りのシュトーレンは切り口を合わせてラップで包むと乾燥しにくくなります。バターと砂糖でコーティングされ長期保存ができるイメージの強いシュトーレンですが、市販のものとは材料の配合・製法・衛生環境等が異なるため、涼しい場所もしくは冷蔵庫に入れて、2週間ぐらいを目安にお召し上がりください。
通販人気No.1!シュトーレンキット
ドライフルーツ・ナッツ・スパイスなど、シュトーレンの材料は種類が多く、一度にすべての材料を揃えるのは大変です。そこで、プロフーズでは、今回ご紹介したレシピの基本材料がセットになったシュトーレンキットを季節限定で販売しています。材料の無駄がなく計量も不要、手軽に本格シュトーレンを作ることができる人気のキットです。
※シュトーレンにどんな材料がどのくらい必要なのかが一目でわかるよう、キットでは材料別にすべて個包装にしています。
※無塩バター・牛乳・ラム酒・卵・塩は、別途ご用意ください。