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時代の移り変わりや、人々の嗜好の変化を経て作り継がれる和菓子は、現在も進化しています。和菓子と結び付きの深い喫茶の習慣が始まったのは、鎌倉から室町時代にかけてのこと。茶の湯が確立された安土桃山以降に、お茶と共に愉しむ菓子という概念が生まれました。その後、カステラなどの砂糖を使った菓子が輸入され始め、日本の菓子も様変わりしました。茶の湯といった特別な席で茶菓子が育まれると同時に、饅頭や餅など大量生産できる菓子は庶民に親しまれ、日本の食文化のなかで特別な役割を果たしてきました。
結婚などのおめでたい席では、和菓子は必ず奇数に盛られます。これは分かれることのないよう、割り切れない数にするということです。人生のさまざまな行事を象徴する和菓子は、季節を表す存在にもなります。季節の果物を素材に、またその色合いや形で季節を表現し、日本の恵まれた自然を反映して作られる和菓子は、四季折々の風情を敏感に感じ取る日本人の感受性の賜物かもしれません。節分菓子や雛祭りのあられ、おはぎなど、家庭で作られてきた菓子も季節の行事にしっかりと結びついています。
和菓子の多くは米の粉を使って作られます。上新粉と呼ばれる米の粉からは、団子や餅、ういろうなど。上新粉よりももっと粒の細かい上用粉(薯蕷粉)からは、上用饅頭や蒸し菓子が出来ます。もち米を原料とする餅粉(求肥粉)は、大福餅や餅団子、しるこや最中になります。家庭で和菓子を作る場合、特別に必要な道具はありませんが、大きさや目の荒さの異なる裏ごし器や、竹べらや細工べらなどがあると便利です。また練り菓子用に、花鳥風月をかたどったステンレス製やしんちゅう製の抜き型があり、これらは和菓子作り以外のときにも活躍するかもしれませんね。



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